欧州委、キヤノンを本格調査=「承認得ずに買収実行」
欧州連合(EU)欧州委員会は6日、キヤノンが2016年に、欧州委の承認を得ずに東芝メディカルシステムズの買収を実行し、EUの合併規則に違反した疑いがあるとして、キヤノンに事実関係をただす「異議告知書」を送付したと発表した。告知書は本格調査の第1段階。欧州委によると、最終的に違法行為が確認された場合、世界での年間売上高の最大10%の制裁金が科される恐れがある。ただ、欧州委は既に買収を承認しており、これを取り消すことはないとしている。
ベステアー欧州委員(競争政策担当)は「キヤノンは買収を届け出る前に費用を全額支払っており、承認を得た時点では買収する権利を行使していた」と述べ、規則に違反した疑いが強いとの見方を示した。






