朝鮮学校の無償化除外、元生徒ら広島高裁に控訴

朝鮮学校が高校授業料無償化の対象から除外され、平等に教育を受ける権利を侵害されたとして、広島朝鮮高級学校(広島市)を運営する「広島朝鮮学園」と元生徒ら109人が、国の処分取り消しなどを求めた訴訟で、原告団は1日、請求を退けた1審・広島地裁の判決を不服として、広島高裁に控訴した。

 同地裁判決は、朝鮮学校を無償化の対象としないとした国の判断について「裁量の範囲を逸脱したとはいえない」と認定した。

 同種の訴訟は大阪、東京など5地裁・支部で起こされている。7月28日の大阪地裁判決では原告側の請求を認め、無償化の対象にするよう命じており、広島地裁と判断が分かれている。