ビートたけし 自身の財産を生前贈与したと告白「全部、あげちゃったよ」
17日放送の「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系)で、ビートたけしが、すでに自身の財産を生前贈与したと明かした。番組では、遺産の相続争いをテーマに取り上げた。実際に起きたトラブルの数々が紹介され、死後に問題が起きないような方法を専門家らが解説した。
その中で、出演者らが各々の「終活」を語っていくと、東国原英夫氏が「師匠(たけし)、書いてるんですか?遺言書」と尋ねた。すると、たけしは「書くほど金ないもん」「自慢じゃないけど、(財産)ないよ」というのだ。さらに、財産の全てを生前贈与していると明かした。
生前贈与にした理由をたけしは、自身が自由に生きて迷惑かけているほか、死後に遺産の取り合いとなることが嫌なんだとか。「『全部あげる』って言って、あげちゃったよ」と振り返る。
大竹まことが、「たけしさんのことだから、全額でいくらあげたか分かってないんじゃないの?」と尋ねると、たけしは「分かんない」「週刊誌に何百億って書いてあった」と答える。たけしの行動や把握していないという資産の額に、スタジオの共演者は驚きと感嘆の声を漏らしていた。